カワセミ、メス、2018/06/17

2018/06/17 カワセミ、メス

観察場所にカワセミが戻って来た。小魚がたくさんいるからよい場所と思っていたのだが、繁殖期にいない所を見ると繁殖には適さない場所なのだろう。

成鳥が縄張りしていないので、巣立った幼鳥がエサ取りに来るのだろうと思っている。

だから、下嘴が赤いこのメスも今年生まれの幼鳥と思ったのだが、ちょっと羽毛が綺麗なのでちょっと幼鳥か分からない。

しかし、カワセミはきれいだね。

タヌキ’s

6/16と同じく本日6/17も寒いかと思ったが、午前七時台に少し冷え込んだだけで、なんとか耐えられるほどの寒さだった。

そんな昨日の寒さに耐えかねて暖を取りに来たのか、タヌキが何度か姿を現した。よく似ているがパーツの比率が違う。幼獣と成獣なのだろう。

上のタヌキはあどけない表情を残し、下のタヌキは風雪に耐えてきましたという面構えがある。

二頭写せてちょっと得した気分だ。

本日は他にアオバトの「アオー、アオー」という鳴き声を聞いたが、姿は見られず。

ツバメの幼鳥は可愛い

6/16は朝から雨が降り、午前中で気温は15度位、吐く息が白くなるほど非常に寒い一日だった。カッパを着て寒さをしのぐ位だ。

しかし、その低い気温のせいか、ツバメは池の上空を低く飛び、餌を追っている。飛翔はちょっと撮れないからと放置していたら、飛ぶのに疲れたツバメの幼鳥近くにとまっていた。

撮れないと思っていたので望外の幸運だ。しかもこの一枚はツバメ幼鳥が良く撮れている。可愛いツバメの幼鳥が撮れたのでとても嬉しい。

夕暮れに出てきたアライグマ

夕暮れ迫る頃、ふと見た池の岸辺に灰色の塊が見えた。えっ、こんな時間にもう出るのとアライグマにカメラを向けた。

アライグマは一生懸命岸辺の水際に手を突っ込んで何かを探している。時折両手を口に持っていき、もぐもぐと顎を動かしている。

仕草が素手魚を捕るときとそっくりだ。水の中に手を入れて岸辺に向かって探っていく。何かが手に触れば、それを頼りに両手の中心に獲物を囲い込む。

ただ、アライグマの手というか前脚は人間と比べるとかなり小さいので、実際は何を捕えているのか。カエル? タニシ?

二頭は一心不乱に水の中に前脚をつけていた。

思い切りの良さ、ドバトの場合

ドバトって泳げたんだと感心。

まあ、鳥肉に飢えたハシブトガラスに襲われて、飛んで逃げるのではなく、バシャンと池に飛び込んだだけなんだが……

岸辺の柳にハトを追っていたハシブトガラスがとまり、悔しそうに鳴いている。

本当に見ていて凄かった。そのまま飛んで逃げきれるだろうと思ったら、池に体をたたきつけるように飛びこむのだから。その決断力に感心した。私じゃそんな決断は出来ないだろう。この思いっきりの良さが野生を生き延びる秘訣なのだろう。

ただ、このハトが生き延びるために飛び込んだ池のその場所は、主にハト専門の飢えた猛禽の縄張りの範囲内で、現在遠くの高木にとまって獲物を探しているという状況なのだが……

一難去ってまた一難、さらにマスクラットの巣の近くなので、様子を見に来たらしいマスクラットがこのハトの周囲を回ってちょっかいを仕掛ける。水面で動きがあれば、目が良い猛禽に見つかるだろうに。

様々な予感に備えて、先ほどからすでにもう一台コンデジは電源が入っている。

しばらくして、ドバトはバタフライをしながら対岸へと泳いでいった。

さて、この後、私のライブラリィに猛禽が池を泳ぐドバトを襲う動画が追加されたのでしょうか?

のんびりカルガモ雛’s

さすがに6/12は雨降りで人があまり来ないためか、人前にあまり出てこないシャイなカルガモのヒナたちが、見えるところに出て来てのんびりとしていた。

こちらはもう孵化してから十日以上経つヒナたちかな。だいぶ体が大きくなって、顔もしっかりしてきた。以前と何が違うのかなと思ったら、顔に対する目の大きさが違う。顔が大きくなって以前よりも目が小さい。可愛さの秘密の一端を知ってしまったな。

二羽カルガモが泳いでいて、ちょっとその周りが変に見えたので双眼鏡で見てみたら、二羽とも雛連れだった。やっぱり今、ここに雛は二十羽以上いるようだ。

ヒヨドリがホバリングして捕えたもの

これも6/10のこと。

台風の接近で雨が降るなか、そろそろ帰ろうかと思っていたころ、近くに鳥がやってきて梁にとまった。ヒヨドリだ。

こちらを向いている。雨宿りに来たのかなと思っていたら、突然ホバリングを始めた。そのまま庇をホバリングしながらポンという感じで嘴でつつく。

すると、ストンと大きなオニグモが糸を張りながら出て来て、途中でとまった。

ああ、夕方になると網を張り始めるオニグモはこんなところにいたのかと見ていたら、ホバリングしていたヒヨドリはそのオニグモをさっと捕まえて森へと飛んでいった。

ヒナのために捕えたと思うのだが、夜に網を張るオニグモがそこにいることをヒヨドリはよく知っているものだ。