別の池のカルガモは雛がいると言われても見ることができなかったので、この姿を見せてくれるカルガモの雛たちには注目している。
孵化してそれほど日がたっていないうちにこの雛たちの姿を見ることができたので、どうすれば孵化間もなくの雛が見られるのか大体予想がついた。この雛たちには感謝だ。
昨日5/31は、立ち上がってまだ小さな羽をパタパタさせていた。立つと五頭身くらいあるんだ。
日一日とすぐに大きくなってしまうカルガモの雛を当分の間堪能させてもらおう。
Enjoy birding
それほどの雨でもないかとフィールドに出かけたのだが、途中で土砂降りになった。あまりの雨の強さに唖然としながらフィールドに向かう。フードを押さえた腕に雨が入って来て、腕を振れば水が溜まったコップを振るように水がこぼれる。何とかフィールドにたどり着いて、雨宿りしながら今日はダメかなと思いながら窓の外を眺めていると、片隅で何かが水上を岸に動き、その後をカルガモが追いかけた。
カルガモが魚の波紋を追ったのかと思いながら見ていると、ちっちゃいカルガモの雛がピョコピョコと現れた。十羽くらいいるようだ。
あわててカメラを取り出して撮影を始めた。
ちょっと気になったのは、一羽のカルガモに雛がついていくのだけど、その後ろをペアらしきカルガモが追いかけていることだ。もしかして、このカルガモは雛を横取りした?
必死に雛は親鳥らしきについていく。
かわいい。
土砂降りにめげずに行って良かった。
5/24の夕方に縄張り飛翔を始めたゼフィルス。コナラの木の表をチラチラと赤い色が見えたので、アカシジミだと思い、確認のために撮影した。飛んでいたのは確かにアカシジミで、木の上なので距離も遠く、なかなかピントが合っていない。その中でピントが比較的合っていて、オッと思った一枚。
一年のうち、五月から六月にかけて一か月もない短い期間にだけ現われるシジミチョウ、ゼフィルスと呼ばれるものは、こういう風に翅がボロボロになっていても綺麗なんだと私は思う。
2018/05/26~2018/05/27、フィールドのあちこちでオオムシクイが鳴いていた。
今までフィールドを回っていてオオムシクイに気が付かなかったけれども、この日、ジジッジジッピロピロピロと、聞こえてきた鳴き声は全てオオムシクイだった。
オオムシクイは一斉に飛来しているようで、メボソムシクイの鳴き声は全く聞こえない。オオムシクイはこんな風にフィールドに飛来しているのかと、実は今感動している。フィールドで人知れず行われていたオオムシクイの生態がわかったのでとても嬉しい。これがあるのでフィールドを回るのが楽しい。
しかし、今まで鳴いていないときにメボソムシクイとして撮影したものは、実はオオムシクイではないだろうか。
夕方、知人と話していたときに空を見たら、若干ツバメと違う動きをするツバメらしきがいた。
双眼鏡で覗いてみると尾が短く、腰が白い。
イワツバメだと慌ててカメラを取り出して撮影した。
何がどう違うのか、説明できないな。またよく見てみよう。ただ、動きが速いので動画で撮れるかな。
ジジッジジッとメボソムシクイ(鳴き声を聞くとオオムシクイのよう)の鳴き声が聞こえ、ピピピとサンショウクイの声が響く。フィールドに若干春の鳥が飛来したようだ。
ただ、鳥は声だけで撮影できなかったので、植え込みのヤブガラシの葉にとまったミズイロオナガシジミを撮影。
ミズイロオナガシジミはあまり見る機会がないのでうれしい。
5/21のことだが、日の入り後のフィールドを歩いていると小型だがいつもよりも少し大きめのヘビが路上に出て来ていた。
まあ、ヒバカリなんだけど……
ただ、いつも見る20cm位の小さいものと違って、40cmから60cmぐらいある個体で筋骨隆々としており、成体という印象を持った。
幼体だと近づいても「なんだ~これ」という感じで撮影させてくれるが、こちらはニ枚程撮影したら、ササッと道脇の草むらに隠れてしまった。
生き延びた個体はやっぱり機敏だ。幼体だと道の真中でじっとしていたりするので踏まれないかとヒヤヒヤするが、成体は安心できる。
餌はミミズなどという事だが、そのうち何かを食べているところを見てみたい。
雨降りの中、クモの巣が目に入った。よくある写真でクモの巣に水滴がついている写真でも撮ろうかと思いながらクモの巣を見ていると、隣の巣から小さなクモが糸伝いにやってきた。
エッ、クモって共食いするだろうと思ってみていたのだが、隣からやって来た小さなクモはそのまま大きなクモがいる網の中心部にまでたどり着いた。
二頭は絡み合っている。
交尾なのか? でも、クモも交尾で不用意にオスが近づくとメスに食われるはずだがと思いつつ、成り行きを見守ったが、そのまま二頭は別れ、小さなクモは隣にある自分の巣に戻って行った。
そこに別の場所から第三のクモが現われ、巣伝いに移動しようとしていた。
だが、その第三のクモはあきらめたようだ。やっぱり、縄張りのような何かがあるようだ。
その後、小さなクモはまた大きなクモがいるクモの巣に向かい、そのまま大きなクモがいるクモの巣を柱に固定している枠糸の根元で何かをしていた。
クモの種類はアシナガグモ。クモは動くものは同属でも容赦なくとらえると思っていたのだが、そういうわけではないようだ。
橋の上からふと川を覗くと、でかい何かがあった。そのまま橋を渡っていくが、頭の中に何かが引っかかる。魚だと思うが、でかい。なんだろう?
どうしても気になったので、一度橋を渡り切ってから戻ることにした。
橋の上から見ると、やはり魚だ。でかい。片方は80cmくらいで、もう片方は1mを超えるぐらいか。
この80cm位の魚が、川で集団が飛び跳ねているところをテレビでよく放送されるレンギョ(ハクレン)だ。
こちらの1mを超える魚は、草を食べるソウギョだ。こちらはちょっとかじられ方が気になるな。魚がつついたにしては尾っぽの方の食われ方が不自然かな。バクンと食われたような跡にも見える。何かでかい肉食系がいたりして。
ふと路上を見るとカラスが何かをしている。
これはもしやと思って、カメラを動画モードにして撮影してみた。
予想通り、ハシボソガラスがクルミを食べようとして電線からクルミを落としていた。
頭が良いなあ。