土用の丑の日もやっぱりアオサギが小道に三羽ほど出て来ていた。
何かを食べているのを見つけ、あれは! と思ったので、撮影を始めた。
夕闇が迫る薄暗い中、パシャパシャと何度も撮影し、家で確認すると予想通りのものが写っていた。
やっぱり、アオサギの狙いはセミの幼虫だった。
アオサギの長い首が途中まで膨れているところを見ると、セミの幼虫をたくさん採ったのだろう。
魚食のアオサギの世界にでも、昆虫食があるようだ。
まあ、この暑い時期、照り返しが厳しいなか岸辺で水面を見て魚を探すよりも、夕暮れ時にササっとセミの幼虫を捕まえる方が楽だろうな。