これも6/10のこと。
台風の接近で雨が降るなか、そろそろ帰ろうかと思っていたころ、近くに鳥がやってきて梁にとまった。ヒヨドリだ。
こちらを向いている。雨宿りに来たのかなと思っていたら、突然ホバリングを始めた。そのまま庇をホバリングしながらポンという感じで嘴でつつく。
すると、ストンと大きなオニグモが糸を張りながら出て来て、途中でとまった。
ああ、夕方になると網を張り始めるオニグモはこんなところにいたのかと見ていたら、ホバリングしていたヒヨドリはそのオニグモをさっと捕まえて森へと飛んでいった。
ヒナのために捕えたと思うのだが、夜に網を張るオニグモがそこにいることをヒヨドリはよく知っているものだ。