5/12の話なのだが、その日の朝は広場に朝もやというか霧が出ていて、それを見ながらいつもの観察場所へ向かって行った。
日が上るにつれて、景色は晴れの様相を見せて行って、陽光を受けて草木は生き生きとした姿を見せていた。
でも、なにか、空気が霞んでいる。霧かモヤかなと思っていたのだが、何か違う。
それは微風を受けて、地表からフワッと浮かび上がってくる。
何だろうと思っていたのだが、それはイネ科植物の花粉で、良い天気のためか、あたり一面にあるイネ科の植物が一斉に花粉を飛ばしていたのだった。
この霞は花粉か!と驚いて、その一方でカメラに花粉が入り込まないか心配していた。
ただ、これで鼻水が出るとかはなかった。しかし、花粉症って許容値を越えるとある日突然なるようなので、これだけの花粉が飛んでいると気が付くとちょっと気になる。