おもしろいよね。
見たいって思っているうちに偶然姿を見つけて、いるんだと思って注意するようになったら鳴き声を聞くようになって、夢中でフィールドを歩き回っていたら目覚めたときのあの独特の鳴き声がわかるようになって、どこがねぐらかわかるようになったら活動を始めるその姿を見ることができるようになって、今ではよく出会えるようになっていた。
いつの間にか、オスとメスの鳴き声の違いや、その鳴き声をどんなときにするとか、そんなことも知るようになっている。
あまり見ている人がいないということなのだけれども、見ることが難しい鳥ではないと思う。
本日は上空を飛んでいき、やはり独特で美しいその姿を、私はポカーンと口を開けて見ていた。
このノスリのように。