真夏日のカルガモ雛’s

 

見られた人は幸運だったろう。カルガモのヒナたちがその姿を現した。日陰で十羽が集まって、うつらうつらしたり可愛い姿を見せてくれていた。

みんなでくっつくと小競り合いが起きそうに思えるのだが、仲良くくっついていた。

今思い返してみると、日陰から見ていたこちらは大変蒸し暑かったのだが、羽毛でくるまれた彼らはくっついていて暑くはなかったのだろうか。

大変可愛く、今日はこれを見られただけで満足。

 

朝日を浴びた道がキラキラ光って綺麗な理由

6/3のことだが、フィールドを歩いているとアスファルト舗装の小道が朝日を浴びてキラキラと光って綺麗なことに気が付いた。

何度も撮影したが、見たままを上手く写せなかったので、加工して光っていたところをわかるようにしてみた。

アスファルト上にある星のように見える白い所が光っていたところだ。

考えてみれば、これは太陽が良い位置にくるこの時期の数時間しか見られないものだろう。よくよく考えれば希少なもので、希少な発見だ。

ただ、この綺麗な反射をつくり出していたものの正体が、この時期現われるのだから、夜にアスファルト上のコケなどを食べにくるカタツムリかナメクジなので、それを話すと微妙な顔をされてしまうかもしれない。

少し大きくなったカルガモのヒナ

6/5に見かけたカルガモの雛、先週見たときより少し大きくなっている。警戒心が強いのか、人がいる時にはあまり姿を見せない。一週間くらい、いることに気付かれていなかったようだ。

まあ、遠くで親と一緒に泳いでいても、誰も親鳥に気が付かないし、カルガモがいると気がついても、裸眼で見るかぎり親鳥にぴったりとくっついて泳ぐヒナたちは親鳥がつくり出す波の一部に見えてわからない。

とっても可愛いので、ヒナたちが出て来ていたら教えることにしているが、やっぱりなかなか出てこない。

久しぶりのカワセミ

ふと目を向けた水路脇の枯れ木に何かとまっていた。目を凝らすと青い。おお、久しぶりのカワセミだとカメラを取り出した。

胸に黒味があるので今年生まれの幼鳥だろう。下嘴が赤くないのでオスか。まだ嘴が短い。

なかなか魚取りが上手く、何度か魚を捕え、のみ込んでいた。

幼鳥でも容易に魚が取れるのだから、この場所は良い場所と思われるが、繁殖期中は成鳥がいないんだよなぁ。

やっと見られたテングチョウ

他の方が撮影されているのを見せてもらうことがあったが、まだ見たことがなかったテングチョウを6/2にやっと見ることができた。

枯れたゴンズイにとまって時々他の蝶と縄張り争いをしている。もう一頭もテングチョウなのだろうが、こちらのテングチョウの方が強いようだ。歴戦の勇者のようで翅が少し傷んでいる。

食草はケヤキだと思っていたが、この辺にはケヤキはない。あれおかしいなと思って確認したら、食草はエノキだった。エノキなら納得だ。

翅のオレンジ色といわゆる鼻と見立てられた東部の突起の長さがチャームポイントだ。

キビタキなどの色鮮やかな渡り鳥が見られなくなり少し寂しいが、その一方、彩や姿形が様々な虫たちの季節が始まるので、それはそれで楽しいか。

ハチが好きなクマタカだった

所用を終えて、いつもの場所に戻ってくると、知人たちにサシバが上空を飛んでいったと教えていただいた。

何時ごろ? という事で画像を見せてもらうと、件の猛禽は頭全体が茶色で喉に線がある。翼の幅も広く、サシバのように細長くない。妙にはっきり写っており、サシバの距離感ではない。上空を飛んでいくサシバを撮影すると、大概はもう少し小さく映り、若干像が荒い。モニタに映し出された猛禽はあからさまにサシバより大きい。実際、一緒に写っているカラスよりも大きい。

これハチクマですということで、私がいないときにハチクマがフィールド西から北東へと通過していったということがわかった。

ハチクマは何度か見たことがあり、大体同じ時期に見るので、この時期にフィールドを通過しているということなのだろう。

本日は、他にアマツバメを目撃した。

立つと五頭身くらい

別の池のカルガモは雛がいると言われても見ることができなかったので、この姿を見せてくれるカルガモの雛たちには注目している。

孵化してそれほど日がたっていないうちにこの雛たちの姿を見ることができたので、どうすれば孵化間もなくの雛が見られるのか大体予想がついた。この雛たちには感謝だ。

昨日5/31は、立ち上がってまだ小さな羽をパタパタさせていた。立つと五頭身くらいあるんだ。

日一日とすぐに大きくなってしまうカルガモの雛を当分の間堪能させてもらおう。