大きくなったカルガモ雛’s

あまり人前に姿を見せず、池の向こう岸を泳いでいたり、夕方暗くなってから現れたりで、ただ見ている人は気が付かず、また知っていても撮影困難なカルガモのヒナたち。6/19も暗くなってから近くに現われたので撮影してみた。

ヒナたちは、だいぶ大きくなっていた。シジュウカラなどの他の鳥では、卵から孵化して大人と同じ大きさになるまで親が育てるのだが、カルガモのヒナたちは卵から孵化すると自分たちで餌を食べて大きくなっていくのだからすごい。

植物とか虫とかいろいろなものを食べているようだけど、考えるほどにその生態は不思議だ。親はメスしかついていないし……

卵から孵化したら自分で餌を採るカルガモたちは、「鳥生? 楽勝~~」というような放任主義で、その根底には「自然はやさしい」というような前提で生きているように思え、卵から孵化したヒナを大人と同じ大きさになるまで巣で育てる鳥たちは、「正しい鳥生をおくるにはしっかりとしなければならない」というような管理主義で、その根底には「自然は厳しい」という前提で生きているようにも思える。