黄色いウグイス

フィールドでは朝から「ミャアミャア」という鳴き声と笛の音のような鳴き声が聞こえていた。

これはイカルの鳴き声だっけと思いながら、鳴き声が聞こえる木の上方を探して見つからないので、まあ良いかと手を抜いた。

他はサンコウチョウの鳴き声がするだけだった。

フィールドを移動したときにまた笛のような鳴き声が聞こえて来たので、こんどは姿を映してみるかと、カメラを動画モードにして撮影を始め、鳴き声がする木にゆっくりと近づいていった。

すると木から何かが飛び立って別の木にとまった。

飛んだ鳥は真っ黄色。

「エッ、ウソ」と思ったのだが、黄色い鳥で思い浮かぶのはただ一つ。

で、この声は前に聞いたことがあって、この鳥がフィールドにたまに訪れていることがわかった。

本日は楽しかったなあ。

 

慈悲心鳥飛来

本日5/16は、ジュウイチとサンコウチョウが飛来していた。

ジュウイチは毎年同じ場所で声が聞こえるな。

ジュウイチが鳴いているってことは、その近辺にジュウイチが托卵する鳥が居るってことだろうか。

その周辺で鳴き声が聞こえるのはウグイスなので、ウグイス狙いかな。その周辺にオオヨシキリはいないんだよな。

景色が霞んで見えるのは

5/12の話なのだが、その日の朝は広場に朝もやというか霧が出ていて、それを見ながらいつもの観察場所へ向かって行った。

日が上るにつれて、景色は晴れの様相を見せて行って、陽光を受けて草木は生き生きとした姿を見せていた。

でも、なにか、空気が霞んでいる。霧かモヤかなと思っていたのだが、何か違う。

それは微風を受けて、地表からフワッと浮かび上がってくる。

何だろうと思っていたのだが、それはイネ科植物の花粉で、良い天気のためか、あたり一面にあるイネ科の植物が一斉に花粉を飛ばしていたのだった。

この霞は花粉か!と驚いて、その一方でカメラに花粉が入り込まないか心配していた。

ただ、これで鼻水が出るとかはなかった。しかし、花粉症って許容値を越えるとある日突然なるようなので、これだけの花粉が飛んでいると気が付くとちょっと気になる。

ダイサギの婚姻色

ダイサギを見て、ダイサギがいるとしか思っていなかったが、この時期は目の周りが青くなっていて、その色がとてもきれいなんだなぁ。人に指摘されて、あっそういえばそうだっけと撮影してみたけど、良いものが見られた。

昨日とは打って変わり、5/13はキビタキが二か所ほどで鳴いていただけ。サンコウチョウやムシクイやサンショウクイはどこへ行ったのだろう。

午後は強雨になったから、それを察知して早めに移動したのだろうか。

尾の長い鳥、西方より来たる

フィールドに向かう途中、道路を横切りって、「ゲッ」と鳴きながら西から東へと飛んでいく尾が長い黒い鳥がいた。

エッと驚きながら見送ったが、そうそれは見間違うことなきサンコウチョウ。

こんな風に渡って来るんだと、初めて渡り途中の姿が見られたのでとてもうれしい。

後は久しぶりに姿を見たサンショウクイ

 

 

黄昏飛翔していたのは

夕暮れの黄昏時、空を見上げると大量のユスリカが飛んでいた。

そこを横切る黒い影。

ヤンマだ。シルエットから、おそらくアオヤンマ。

気温もそれほど高くないのに飛ぶのかと見ていると、パクパクという感じでユスリカを捕え食べている。

意外とゆっくりと飛んでいるので撮れるかなとカメラを出そうとしたら、姿が見えなくなった。

その後フィールドを回ってみると、クビキリギスが鳴いて、クロコガネが歩いているので、虫が活動する気温にはなっていたようだ。

本日も寒い

午前中は、雷が鳴って、窓の外が光ってから一分ぐらいたってからだろうか、窓のガラスが震えるほど大きな雷鳴が響いていた。

フィールドに向かった時はもう晴れていて、けれども肌寒い。三月位の格好でちょうど良かった。

鳥はウグイスの声とエナガの声、他にツバメとムクドリ、カラス、キジバトか。

雨上がりなので、あちこちに水たまりがあり、かなりの雨量があったようだ。

そのためか、屋根の下に鳥の糞。カラスなのかキジバトなのか、それ以外か、少し気になる。

他に遠くからヒナの元気な鳴き声が聞こえていた。

そうそう、石畳に何か散らばっていて、なんだこれはと見てみたら、食べられたのかオオミズアオの綺麗な翅だった。

寒い日

雨上がりの5/9は、五月なのに肌寒い日だった。ほとんど人もいない。クビキリギスも鳴かず、ウグイスの声が響くのみ。

ああ、途中でヒッ、ヒッとキビタキの声が聞こえ、ツバメが低空でエサ取りをしていたか。

空を見ると厚ぼったいぼこぼこした雲が東から西へ流れている。

そういう日はそういう日で自分では良いのかもしれない。