ツツドリのポポッポポッという鼓のような鳴き声やキビタキのヒッヒッヒッとい寂しげな鳴き声が聞こえるようになって、春の渡りもだいぶ進んだなあと思っていたら、視線の隅に一匹のオスのコガモの姿。いつも見ない遠くの場所で泳いでいる。
おお、コガモだと双眼鏡で眺めはじめたら、数が増え、その中に何か違和感を覚えた。
あれっと思いながら、双眼鏡を覗いて違和感を覚えたものを探してみたら、胸にコガモにないはずの白い縦線。
いや、エッ? アメリカコガモ? この時期に? それともまだいた? と思いつつ、慌ててカメラを取り出した。
いわゆるサプライズなのだろうか。明日もいるかな。