フィールドに着いて、どれどれ広場の様子はと、いつものメンバーであるムクドリやカラス、その他の鳥たちを観察しようとしたら、東から白い影が地上すれすれを突っ切っていた。逃げ惑うムクドリの群れ。
猛禽の狩りだ。何が狩りをしたんだと思いながら、慌てて双眼鏡を覗いた。西の空に舞い上がっていく猛禽は、翼端が尖っていた。
慌ててカメラを取り出して撮影する。
やっぱりハヤブサだ。逆光で、もうかなり遠かったが識別できる程度には写っていた。
これからするにハヤブサが広場で群れて地上採餌していたムクドリを狩ろうとしていたようだ。
良い瞬間に出会った。