鳥が少ないかな。

ここの所、鳥が少ない気がする。見たい鳥については、飛んでいく姿は見るので、撮影できるところにいないという状態か。

でも、朝はベニマシコが鳴いていたなあ……

ハイタカやモズは良く見る気がする。もしかして、小型猛禽がいるためにあまり出てこないのか?

それとも、朝は一面に霜が降りていて、日中は日が出て暖かくなったために強風が吹いたというのも原因の一つなのかも……

どういたしましてってどういうの?

ぽつりぽつりと雨が降りそうななか鳥を見ていると外国の方が来た。

日本語で挨拶を交わしたのち、「ごすほーく」と言ってみた。

thank you

と言われたのだが、どういたしましてを英語で言えない。

ノスリも鳴いているけど気が付いていない様子。ノスリの英名はbuteoなんだっけと思っていたら、thank youと腕を上げて挨拶されて行ってしまった。こちらも笑顔と同じように腕を上げて返してみたが、他にも日本固有種を見たいとかあるんじゃないかと思うも、種名も居場所も英語で言えなくてはと思ってしまう。そんなことを思っているとural owlまで鳴きだした。あり得ない大サービス状態だった。

コミュニケーションをなんとかできれば、どんな時間だったのだろうと思いつつ、帰宅後You’re welcomeとAnytime!を覚えた。

でも、もしかして日本語でも大丈夫だったのかも……

派生していくもの

鳥を撮影したいということから自然に関わりだして、その過程で昆虫やら植物やら多岐に対象が派生していっている。

ただ面白いことは、派生したものの方が、色々と結果が現われている。また、その背後にある様々な人の思いを感じたり、受け取る機会がある。

その時にきちんと向き合うか否かが、色々な分かれ道なのだということを感じている。

その際の心境や状況というか、何かは、小説や何かのドラマチックなシーンに書き表されていることと同じことだったりする。体感したものがそういったものだと理解できただけでも十分価値があるものになる。

派生したものが、思わぬ自分を形作っていく。それが非常に面白い。